はじめまして。「小さな大家の実践ラボ」を運営する、もものしんです。

このブログでは、会社員として働きながら取り組んでいる中古戸建て投資について、物件探しから購入、リフォーム、賃貸経営までの実体験を発信していきます。

不動産投資に興味があっても、「何から始めればいいのか分からない」「購入後にどれくらい費用がかかるのか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、最初は分からないことばかりでした。

だからこそ、成功談だけでなく、購入時に悩んだことや想定外の出費、実際に取り組んで分かったことも、できる限り具体的に記録していきたいと考えています。

これから中古戸建て投資を始めたい方や、すでに取り組んでいる方にとって、少しでも参考になる情報を届けられれば幸いです。

自己紹介

もものしんのイメージキャラクター
もものしんのイメージキャラクター

私は地方で暮らす30代の会社員です。子どもは2人います。

会社員として働くなかで、会社の給与とは別の収入源をつくれないかと考えるようになり、不動産賃貸業を始めました。

最初は分からないことばかりでしたが、物件を探し、実際に戸建てを購入して賃貸に出すところまで進めることができました。現在は複数の物件を取得し、賃貸経営の規模を少しずつ広げようとしています。

もちろん、まだ大きな規模の大家ではありません。経験も知識も、これから積み重ねていく段階です。

このブログを通じて、自分自身の実践記録を残すとともに、同じように一歩を踏み出そうとしている方の参考になる情報を発信していきます。

調べて分かった中古戸建て投資のメリット

中古戸建て投資には、どのような魅力があるのでしょうか。

ここでは、私が調べたり実際に取り組んだりするなかで感じた、主なメリットを整理します。

ただし、メリットは物件の状態や地域、購入価格、資金計画によって変わります。中古戸建てなら何でも有利というわけではありません。

1. 比較的少ない資金から始められる可能性がある

中古戸建てのなかには、新築住宅や都市部の不動産に比べて、購入価格が低い物件もあります。

物件価格を抑えられれば、必要な自己資金や借入額を抑えられる可能性があります。

ただし、購入価格だけで判断するのは危険です。

築年数が古い物件では、購入後に屋根や水回り、給湯器などの修繕が必要になることがあります。購入費用に加えて、リフォーム費用、諸費用、購入後の修繕に備える資金まで含めて考えることが大切です。

安く買うことよりも、購入後に必要な費用を含めて利益が出るかどうか。

これが、中古戸建て投資で意識したいポイントだと考えています。

2. 戸建てならではの入居者ニーズがある

戸建てには、集合住宅とは異なる特徴があります。

例えば、駐車場や庭がある物件では、車を利用する世帯や、屋外スペースを求める入居者に魅力を感じてもらえる可能性があります。

また、物件の条件や賃貸借契約の内容によっては、ペットの飼育を相談できる場合もあります。

こうした特徴を生かして、アパートやマンションとは異なる入居者層にアプローチできる点も、戸建て投資の魅力です。

もちろん、駐車場がない物件や、周辺環境によっては需要が限られる物件もあります。地域の賃貸需要を確認したうえで、どのような入居者に選んでもらうかを考える必要があります。

3. リフォームの工夫で物件の魅力を高められる

中古戸建て投資の面白さの一つは、リフォームの内容を自分で考えられることです。

例えば、古い内装を整える、和室とキッチンの使い方を見直す、設備を交換するなど、物件の状態や入居者のニーズに合わせて工事内容を検討できます。

ただし、リフォームにお金をかければ、その分だけ家賃が上がるとは限りません。

大切なのは、見た目をきれいにすることだけではなく、入居者が求める設備や間取りを考え、費用に見合った改善を行うことです。

私自身も、実際の物件を取得してリフォームを進めるなかで、どこに費用をかけるべきかを考える難しさを感じています。

今後は、実際に行った工事や見積もり、費用を抑えるために検討したことなども紹介していきたいと思います。

4. 管理や修繕の方針を自分で決められる

区分マンションでは、一般的に管理費や修繕積立金を支払います。また、共用部分の管理や修繕については、管理組合のルールや決議などに従う必要があります。

一方、戸建てでは、マンションの管理組合に支払う管理費・修繕積立金は通常ありません。建物の管理や修繕の方針を、自分の判断で決められることが特徴です。

ただし、修繕費が不要になるわけではありません。

屋根や外壁、水回りなどの修繕費は、基本的に所有者自身が負担します。まとまった出費が突然発生することもあるため、日頃から修繕に備えて資金を確保しておく必要があります。

5. 減価償却などを考慮した税務上のメリットがある

不動産賃貸業では、家賃収入から必要経費を差し引いて不動産所得を計算します。

必要経費には、一定の要件を満たす修繕費や固定資産税、保険料、減価償却費などがあります。

減価償却とは、建物などの取得費用を、税法上定められた耐用年数などに基づいて、複数年に分けて必要経費に計上する仕組みです。

減価償却費は、その年に同額の現金を支払うわけではありません。そのため、減価償却費を計上することで課税対象となる所得が減り、結果として税負担が軽くなる場合があります。

ただし、減価償却による効果は、建物の取得価額や構造、築年数、耐用年数、所得の状況などによって変わります。また、税金が軽くなることと、実際のキャッシュフローが増えることは同じではありません。

中古建物の耐用年数や、給与所得などとの損益通算にも条件があります。単純に「築古物件なら節税できる」と考えるのではなく、税務上のルールを正しく理解することが大切です。

減価償却や損益通算については、国税庁の情報を確認しながら、別の記事で詳しく整理していく予定です。

参考:国税庁「不動産収入を受け取ったとき(不動産所得)」「不動産所得が赤字のときの他の所得との通算」

6. 貸し続ける以外の選択肢も検討できる

戸建ては、賃貸として貸し続けるだけでなく、条件によっては売却する、自分で使用するなど、複数の選択肢を検討できます。

また、土地を所有するため、建物が古くなった後も土地を活用できる可能性があります。

ただし、土地が必ず価値を維持するわけではありません。地域の人口動態や需要、接道条件、土地の形状などによって、売却のしやすさや価格は大きく変わります。

出口戦略まで考えて購入することが、長期的な賃貸経営では重要だと考えています。

7. AIが発展しても、住まいの需要はなくならない

住居は、人が生活するうえで欠かせないものです。AIが進化し、多くの仕事の進め方や働き方が変わったとしても、人が暮らすための住まいそのものが不要になるわけではありません。

そのため、中古戸建てを活用した不動産賃貸業は、AIによって仕事の一部が代替される可能性のある業種とは異なる特徴があります。

もちろん、不動産賃貸業も、入居者募集や問い合わせ対応、物件管理などでは、AIや自動化の影響を受ける可能性があります。一方で、実際の住まいを提供するという役割は残り続けると考えられます。

ただし、住まいの需要があることと、所有する物件に入居者が集まることは別です。地域の人口や世帯数、周辺の賃貸需要を見極めることが重要です。

実際に取り組んで感じている中古戸建て投資の魅力

ここまで一般的なメリットを整理してきましたが、私自身が特に魅力を感じているのは、自分の判断や工夫によって、物件の収益性を大きく高められる可能性があることです。

中古戸建て投資では、物件を探す段階から、購入価格の交渉、リフォームの内容、入居者の募集条件まで、自分で考える場面がたくさんあります。

例えば、購入価格を抑えられれば、投資に必要な資金を減らせる可能性があります。リフォームの内容を工夫すれば、必要以上に費用をかけずに、入居者に選ばれる物件を目指せます。

こうした判断の積み重ねが、最終的な収益に影響します。

一方で、判断を誤れば、修繕費が想定を超えたり、入居者がなかなか決まらなかったりすることもあります。知識や経験が不足していれば、損失につながる可能性もあります。

私自身、まだ不動産賃貸業の経験を積んでいる途中です。すべての判断が正しかったといえる段階ではありません。

だからこそ、うまくいったことだけでなく、想定と違ったことや、もっと事前に調べておけばよかったと思うことも、できる限り記録していきたいと考えています。

中古戸建て投資を始める前に知っておきたい注意点

中古戸建て投資には魅力がある一方、注意すべき点もあります。

  • 空室になると家賃収入が減る:入居者が退去すると、次の入居者が決まるまで家賃収入が途絶えることがあります。
  • 想定外の修繕費が発生する:築年数が古い物件では、給湯器や水回り、屋根などにまとまった費用がかかる場合があります。
  • 入居者や買い手が見つかるまで時間がかかる:地域によっては、賃貸需要や売却需要が限られることがあります。
  • 融資条件が限られる場合がある:築年数や物件の担保評価などによって、借入額や返済期間が希望どおりにならない場合があります。
  • 人口減少によって、入居者を確保しにくくなる地域がある:人口減少や高齢化が進む地域、駅や商業施設から離れた地域などでは、入居者が見つかりにくくなったり、家賃を下げないと入居が決まらなくなったりすることがあります。
  • 自然災害によって、物件や収益に大きな影響が出ることがある:地震や台風、大雨などで建物が損傷すると、修繕費がかかるうえ、住めない期間は家賃収入も途絶えることがあります。
  • 手元資金が不足するリスクがある:家賃収入があっても、返済や修繕、税金などの支出が重なると、資金繰りが厳しくなることがあります。

こうしたリスクを理解したうえで、物件価格だけでなく、購入後にかかる費用や収支を考えることが大切です。

地域の将来人口は国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口」で、洪水や土砂災害などのリスクは国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」で確認できます。

このサイトで伝えていきたいこと

「小さな大家の実践ラボ」では、地方の中古戸建て投資について、実際に取り組むなかで学んだことを発信していきます。

具体的には、次のようなテーマを扱う予定です。

  • 中古戸建ての探し方と購入前のチェックポイント
  • 物件価格や諸費用、リフォーム費用の実例
  • 家賃や空室率を考慮した収支シミュレーション
  • 融資や返済計画の考え方
  • 減価償却や確定申告などの会計・税務
  • 購入後の賃貸運営で分かったこと

記事では、実際に経験したことと、調べて分かった一般的な情報をできる限り区別して紹介します。制度や税務については、公式情報を確認しながら、初心者の方にも分かりやすく整理していきます。

不動産投資は、必ず利益が出るものではありません。それでも、知識を身につけ、一つひとつ判断しながら取り組むことで、将来の選択肢を増やせる可能性があると考えています。

私自身もまだ学びながら実践している段階です。

これから中古戸建て投資を始めたい方や、会社員を続けながら収入の柱を増やしたいと考えている方にとって、少しでも参考になるサイトにしていければと思います。

今後とも「小さな大家の実践ラボ」をよろしくお願いします。